ハロウィン・ナイト
平成30年(2018年)4月,かぼちゃの馬車が轢き逃げ*1を起こしてサラリーマン大家が死屍累々の最中,サラリーマンがカボチャの天ぷらを踏んで自爆した挙句,約2年半かけて責任転嫁成功(ただし,延長戦突入。)。
平成30年(2018年)4月,大手電機メーカーのグループ会社に勤務する男性会社員(当時33歳)が,勤務帰りの19時30分頃,スーパーマーケット「サミットストア練馬春日町店」で買い物途中,レジ前の通路を歩いていたところ,約13センチメートル×約10センチメートルのカボチャの天ぷらを踏んで転倒,右膝を負傷した。当日は歩いて帰宅したものの,後日,靭帯損傷と診断されて治療費に約11万円かかった。
サミット株式会社(東京都杉並区)は事故対応として6万円余りを支払ったが,男性会社員はサミット株式会社の対応が横柄だったとして慰謝料115万円を含む約141万円の損害賠償請求を提訴した。サミット株式会社は「カボチャの天ぷらはサミット株式会社の従業員ではなくサミットストア練馬春日町店の利用客が落としたと思われる,また,カボチャの天ぷらと床の色が違うため男性会社員は気付くことができたはず,男性会社員の不注意である」旨を主張した。
www.summitstore.co.jp
東京地方裁判所の長妻彩子裁判官は,令和2年(2020年)12月8日,天ぷらを落としたのがサミット株式会社の従業員ではなくサミットストア練馬春日町店の利用客だったと認定,さらに,男性会社員は落ちているカボチャの天ぷらに気付くことができたとした一方,事故発生時はサミットストア練馬春日町店内が混み合っていて,レジ前の通路にカボチャの天ぷらが落ちていないようサミット株式会社の従業員による安全確認を強化すべきだった,安全管理義務違反があったとして,サミット株式会社に約57万円余りの支払いを命じた。過失割合5割。
サミット株式会社は,令和2年(2020年)12月14日,東京高等裁判所に控訴した。
裁判官の長妻彩子(旧姓:渡邊)は,1984年9月27日生で,カボチャを踏んだ男性会社員の1歳上。2000年3月桜蔭中学校卒業*2,2003年3月桜蔭高等学校卒業,東京大学現役合格,2007年3月東京大学法学部卒業,東京大学在学中に旧司法試験(旧61期)合格したヒューマンステージが違うお排泄物*3エリートっぽい。
裁判官としての経歴は,次のとおり。
平成30年04月01日 東京地裁判事補・東京簡裁判事
平成28年04月01日 長野地家裁佐久支部判事補・佐久簡裁判事
平成25年07月02日 水戸家地裁判事補・水戸簡裁判事
平成20年09月20日 大阪地裁判事補
官報平成20年9月26日(本紙第4921号)を見ると,平成20年9月20日,判事補に任命されたのは,次のとおり。苗字の一致は0人,名前の一致は1人のみ。
伊藤 吾朗 牛尾 可南 齊藤 敦
中澤 亮 根本 宜之 仲村みわ子
菱川 孝之 宇野 直紀 金森 陽介
黒田 真紀 小谷野初恵 直江 泰輝
渡邊 彩子 竹内 朋子 倉知 泰久
谷池 政洋 細井 直彰 杉田 時基
關 隆太郎 益留 龍也 佐藤 雅浩
木口 麻衣 本多 健一 荒木 精一
最後にfacebook。https://www.facebook.com/ayako.watanabe.9406。
*1:平成30年(2018年)4月9日,株式会社スマートデイズ民事再生手続開始申立(東京地方裁判所平成30年(再)第6号)。平成30年(2018年)5月15日,株式会社スマートデイズ破産手続開始決定(東京地方裁判所平成30年(フ)第3220号)。
*2:桜蔭高等学校は入学者を募集していないため,桜蔭高等学校の卒業生は桜蔭中学校の卒業生となる。
*3:「クッソ」と読む(出所:ゲーミングお嬢様)。