増田薫(2020)『いつか中華屋でチャーハンを』スタンド・ブックス

増田薫(2020)『いつか中華屋でチャーハンを』スタンド・ブックスを読んだ。

中華屋ではいつも

ラーメンかチャーハンだという人は,

急いで本書を手に取って欲しい!

ここには私たちの知らない

中華料理の数々がある。

目次を見ると,「大阪のあんかけカツ丼」,「あなたの知らない中華うどんの世界」,「広島の天津飯あんかけ多すぎ問題」,「本場中国料理に潜む「酸菜」に気を付けろ!」,「酸菜と羊から読み解く中国食文化事情」,「福岡の魔改造中華料理?「ダル麺」を追え!」,「長崎「バンメン」は福建省の夢を見るか」,「神戸中華の隠れ定番?「シチュー」とは」,「包みまくれ!思い出のレタス包み」,「メリークリスマス!中華オムライスを食え」,「なんとなく,中華カレー」,「大盛りごはんと中華生姜焼きとわたし」,「チェーン店対抗 弁当にしてもうまい冷凍餃子選手権」,「きみはラーメン屋で酒を飲んだことがあるか」,「京都で唐揚げを食べるならラーメン屋に行け!」及び「野方ホープのチャーハン」となっていて,たしかに知らない中華料理が幾つかあったが,紹介されている飲食店やメニューの情報が雑然としていて文字数も多く読みづらかったため,行ってみたいとか食べてみたいとかの感情は微塵も湧出しなかった。

www.amazon.co.jp