Ｄ・ペパーズ，Ｍ・ロジャーズ(1995)『ONE to ONEマーケティング－顧客リレーションシップ戦略』井関利明監訳，ダイヤモンド社

Ｄ・ペパーズ，Ｍ・ロジャーズ(1995)『ONE to ONEマーケティング－顧客リレーションシップ戦略』井関利明監訳，ダイヤモンド社を読んだ。

マス・マーケティングは顧客獲得(Customer-getting)，販売・取引(Transaction)，販売促進中心(Promotion)，市場シェア(Market Share)，製品品質志向，To Automate，集中処理志向，マネジメント志向(Management)，Cure型，モノローグ型(Monologue)である一方，ワン・トゥ・ワン・マーケティングは顧客志向(Customer-keeping)，関係づくり(Relationship)，顧客サービス中心(Customer Service)，顧客シェア(Customer Share)，クオリティ中心（顧客を満足させる性質），To Informate，分散協調志向，エンパワーメント志向(Empowerment)，Care型，対話型(Dialogue)である。

ワン・トゥ・ワン・マーケティングの場合，最大化する被説明変数は顧客生涯価値(Life Time Value, LTV)，説明変数は個人情報１つ１つとなる。このため，顧客も情報管理者となる。